よい意味で子どもにあきらめを持つ
こんにちは!マトリョーシカ鈴木です。今日はご訪問ありがとうございます。
子どもに期待するのって大事なことですよね。
スポンサーリンク
できることとできないことには個人差がある
でも、それと同時に、子どもに対してあきらめを持つ、というのもわたしは必要かなと感じています。
もう1年生だから、もう中1だから、もう高3だから、これくらいできていて当たり前。
親は第1子だと特に、知らず知らずのうちに高い期待をもってしまいます。
よその出来のいいお子さんとも比較しがちです。
それにこたえてくれないと腹が立つんですよね。
でも、できることとできないことには個人差がある。
うちの子は朝起きられない、忘れ物が多い。良い習慣が身につかない。
もういいかげん、できるようになりなさい、と腹を立てるよりは、いまのうちの子はできないんだからしかたない、と受け止める。
子どもにいろいろ期待するのを一度あきらめてみる。
じゃあ、どうやったらできるようになるか、親子でいろいろ考えてみよう、工夫してみよう。そう発想する。
そのほうが怒らなくなるし、できたことを自然にほめられるようになるし、子どももできることが増える。
期待値が低いと、子どもが勉強するのに鉛筆を持っただけでほめられるようになるのです。
ピアノの練習をするのに、ピアノの前に座っただけでもほめることができます。
ゆっくりでいいんだ。しっかり子供時代をすごしていいんだ。
うちの子は成長がゆっくりなんだ。それでいいじゃないか。と親が自分に言い聞かせる。
ゆっくりでも、子どものペースで人として必要なことを一つ一つ身に着けていけばいい。
大事な部分で育ち残しのないように親が気を付けてやりたい。
できるようになるまで何年でも声をかけ、手伝ってあげればいい。
そう思うようになりました。
仕事として育児をする、プロの親をめざす
だから、ピアノの進度がよそのお子さんよりもゆっくりでも気にならなくなりましたし、テストの点の上下であれこれいわなくなりました。
相変わらず毎朝起こしていますし、それもいいかと思っています。社会人になって体ができてくれば起きられるようになるでしょう。
どこかしらよいところをみつけて、ほめてやれるようになったと思います。そのほうが親も楽です。
時には歯を食いしばって本音をいわないように努力する必要もあります。
母は時には女優にならないといけないと思います。
親子が感情をむき出しにしてぶつかり合うのは、わたしは害が大きいことが多いのじゃないかと思っています。
どこか、仕事として育児をする、プロの親をめざすほうが、結果として、子どもの幸せや達成感に結びつきやすいのではないかと思っています。
子どもを自分のものだと思いすぎず、お客様、お預かりものだと思って接するくらいでわたしにはちょうどよいようです。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。また読んでいただけるようにがんばります。