子どもの忘れ物をなくすには
いまはほとんど忘れ物をしなくなった中3娘の長女ですが、小4までは忘れ物大王でした。
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忘れたままが当たり前ではないと子どもに教えたい
次女の小5娘は忘れ物の問題はほとんどないのですが、とにかく長女の小学校時代は忘れ物対策で悩みました。
まずは、毎日一緒に連絡帳をみて、カバンの用意を一緒にしていました。
それでも忘れ物があったらわたしはできるだけ届けるようにしていました。忘れたままが当たり前ではないと子どもに教えたいからです。
なので、持っていくものの忘れ物は減ったのですが、せっかくやっていった宿題を出し忘れる、宿題のために持って帰るもの(プリントやリコーダー、音読カードなど)や給食エプロンを学校に忘れてくる、連絡帳に書いてくるのを忘れる、という問題が長く残りました。
小4までは、帰宅してからすぐに持ち物と宿題をチェックし、週に2-3度は忘れものをしてくるので、学校に親子でとりに戻りました。
絶対に忘れ物を許さないという姿勢で、忘れたままにするのを許しませんでした。何年かかってもこの忘れ物癖を直してやろうと思っていました。
宿題の出し忘れは、宿題を入れる場所を決め、ランリュックの蓋をあけたところに「宿題の出し忘れはありませんか?」などのメモを縫い付けることで対策しました。筆箱にメモをたたんでいれておいて、あけたら飛び出すようにしておいたこともあります。
とにかく思いつく工夫をあれこれとしました。でも一番きいたのは、週に2度も3度も放課後学校に忘れ物を取りに戻ったことだったと思います。
そして、「どうやったら忘れ物をなくせるか考えよう」と言いつづけたこともよかったと思います。
小5になると、うそのように忘れ物をしなくなり、前の晩にカバンの用意も自分でできるようになりました。
小5、小6では学習習慣も身に付き、通知表の評価も安定しました。
忘れ物は、困る経験をしたら自分で気を付けるようになるのだろうか
中学の今は、どうでしょう、学校から特に注意されることもないので、忘れ物はあまりないのか、もししてしまってもなんとかなっているのだろうと思います。
提出物は評価に直結することがわかっているので、本人がよく気を付けて出し忘れなどはしなくなりました。
忘れ物は、困る経験をしたら自分で気を付けるようになる、と思っているご家庭も多いようですが、忘れ物に慣れてしまって、人に借りることに慣れてしまって、宿題を持ち帰り忘れたらさぼるままになってしまい、いいかげんなままの子になる可能性もあると思っています。
わたしは、一緒に忘れ物をしない方法を考える、忘れ物をしなくなるまで一緒に付き合う、という考え方をします。
うちの場合はそれでうまくいったと思っています。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。また読んでいただけるようにがんばります。